こんにちは、カメラマン近藤です。

 

写真で喜んでいただく事は多いですが、褒められる事って意外と少ないんです。

 

ボクもそんなに褒めないですね。特に写真に関しては。

いい写真を撮って、喜んでいただくのは当然ですから。

その点に関しては、強豪男子柔道部（男子校）よりマッチョな考えです。見た目に反して。

 

じゃあいつ褒めるかと言うと、それは新しい写真を生み出した時です。

想像を超えた写真とでもいいましょうか。

まぁこれが中々に難しい。正直ボクだって褒められることは多くありません。

 

なので、今日は写真を褒められた話です。

それがこの写真。

 

お褒めいただいたのは、昔から来ていただいているお客様。

写真に対するこだわりが強く、写真に対する造詣がプロ以上にあり、

尚且つプロ以上に繊細。要するに、プロ中のプロ。

これまでにない、新しい手法を使った写真だとすぐにわかったのでしょう。さすが。

（なんせ試行錯誤しながら撮りましたから。）

 

そして、

”写真に先生がいた”と、仰ってました。

先生というのは、3月に亡くなった先代の社長であり、ボクの父です。

そのお客様は、父の写真が大好きでした。

 

新しいはずが、知らぬ所にオリジナルが。

まぁ、何一つ手ほどきを受けてないので、オリジナルと言っても言い過ぎではないでしょう。

写真はそういう感動のさせ方もあるのですね。不思議。

 

というわけで、これからも新しい写真に挑戦していきたいと思います。

 

 

では、お写真をご紹介させていただきます。

成人式の前撮りロケin平成庭園。

a k a　リトル京都。

（akaはヒップホップ用語で、”またの名を”という意味でござい）

枯山水があって、尚且つ撮影出来る場所は他に知りません。都内で。

 

ちなみに、絞りが目を引く美しい振袖はお持ち込みです。

 

 

帯もとってもとってもすんばらしい。

ロケで大事なのは太陽の位置。逆光で撮るとよりお美しい。

 

 

和傘を差して庭園をお散歩。

決して広くはない庭園ながら、撮り所が多いので撮影に最高です。

駐車場もあるのがポイント高し。これ意外に大事。

 

池、そして小さな滝も。

それにしても、135mmの単焦点レンズの描写力は素晴らしい。

ブライダルや七五三を撮る時は使いにくいので他のレンズを使いますけど、

同じ場所で撮っても写真が全然違う。

 

ススキも咲いてました。

四季を楽しめるのも、ロケーション撮影の醍醐味です。

 

 

絞り（カメラの設定の一つ）を開放値で撮った時のボケ味は凄まじい。

絵画みたい。

 

これも好きな写真です。紅葉が秋を感じさせます。

 

ロケで難しいのはポージングです。

平成庭園は特に高低差がないので、割と構図やポーズが似てきます。

ですが、座れる場所で尚且つ一工夫すると、これまでと一風違った写真が撮れたりします。

 

撮影が順調に進んだので、もう一周ｗ

 

お写真の紹介は以上です。

楽しい時間をありがとうございました！

 

セクシーゾーンのポーズも教えていただいて、ありがとうございます！