こんにちは、カメラマン近藤です。

 

その日のロケーション撮影の担当はボク。

天候はあいにくの雨。

そして、支度室から響き渡る絶叫。

 

そもそも、

小さなお子様にとって、七五三は時に苦行でもあるわけです。

髪も結いたくない、メイクも嫌だし、着物なんて着たくもない、

1Ｆのキッズスペースでは静かに遊んでくれるけど、3Ｆに上がってお支度するのは別の話。

遊んで帰るのがベスト。

 

でも大丈夫です。

七五三というのは、なんとなくの形式が決まっているだけなので、

着物でも、着物じゃなくても、日本髪であれ、少しバサバサであれ、時には思い切ったアフロだろうと、

祝う気持ちがあれば、それは七五三なのです。

 

さて、前置きはここまでにして、

そんな七五三を頑張った3才様をご紹介させていただきます。時系列にそって。

 

草履が履けなくてもいい、足袋が履けなくてもいい、

ニューバランスだっていいし、裸足だっていいのです。自然だし。

 

こちらは5才のお兄ちゃん。

アシの佐藤カメラマンとボールで遊んでおります。

お兄ちゃんもそこまで乗り気でなく、七五三よりもyoutubeのが断然好きです。

 

自然な家族写真も撮れました。散歩中のほんの一瞬です。

この後すぐに手を離しましたから。

足元は裸足からお気に入りの長靴にチェンジ。雨だしね！

 

ボールもシャボン玉もイヤイヤでしたが、徐々に状況に慣れてママから離れることも。

 

 

ボクとアシの佐藤カメラマンというエンターテイナーコンビでありながら、

今日だけはなかなか笑顔を引き出せない。

と思ったら一個だけツボを発見。ようやく笑顔が撮れました。

 

しかし、本意ではなかったのでしょう。

”二度と笑わん”

そう誓ったかのような表情です。

 

ツボを発見したからそれをぐりぐり押す佐藤さん。

しかし、見ない。見たら負け。

 

でも、ちょびっと見たい。

ママもボクらの真似をして、鞠を頭に当てるギャグをいつの間にか習得。

この写真大好き。

 

やっぱりママと一緒が一番！

 

お兄ちゃんが木の実を発見。それを妹ちゃんにプレゼント。

お兄ちゃんがお兄ちゃんな瞬間でした。

勢いあまってブルース・リーみたいだしｗ

 

ラスボスのような圧倒的存在感で木の実を掲げる。

 

気づけば2人とも長靴です。カエルくんは今日も笑顔。雨だと本領発揮。

最終シーン。

2人で千歳飴を持ってるシーンを撮りたかったけど、

やはりママが必要でした。

 

なぜかシンクロする2人ｗエヴァか。

 

とっくに限界を超えた二人と、最後まで笑顔を絶やさぬママ。

今日一日を物語るいい写真。

 

お写真の紹介は以上です。

 

どの写真も味わい深い。

そうです。これが七五三です。

草履だって長靴だってエアマックスだって何でもOK。

こんなに成長したんだから。

 

2人とも、とっても頑張りました！

また遊びに来てね～♪